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少数派は黙殺される 「世にも奇妙な物語23分間の奇跡」

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何気なくyoutubeにアップされている世にも奇妙な物語を見ていたらこんな動画を見つけました。
憲法が改正され、教育方針が変わった小学校のとあるクラスが舞台の物語です。ある意味怖い話。

この作品から読み取れることは、何が正しいか間違っているかではなく、自分がどこのポジションに居るかと、少数のイデオロギーは多数のイデオロギーによって黙殺されることだと思いました。トシユキ君だけは突然変わった先生と教育方針に意を唱えますが、多数の児童に「何空気乱すようなこと言ってんの?」くらいに黙殺されてしまいます。トシユキ君の父はクーデターを起こし新聞にも載りますが、捕まって「学校」に連れて行かれ、新聞記事は次の日に訂正。新聞にお上による情報操作が入ったのかは不明です。でもまあ憲法が改正され、社会主義になったというだけであって動画の最後は丸く収まっているように思えますがどうでしょうか。お菓子が貰えてクラスも一つにまとまったわけですし、客観的に見ればみんなハッピーではありませんか?

作中では、おそらく民主主義と社会主義の2つのイデオロギーが対立しています。コメント欄を見る限り、ほとんどの視聴者はおそらく民主主義の立場からこの作品を見ているのだと思います。民主主義からしてみたらこの社会主義なクラスに違和感を感じ、トシユキ君が正しいと思うかもしれません。しかし、作中のクラスでは社会主義を前提として考えが進んでいるため、トシユキ君は異端児として扱われます。逆にこれを、社会主義を是とする人から見たら、クラスの問題児が一人でガヤガヤ騒いでいて最終的には丸く収まるというつまらん作品で終わるんじゃないかと思います。
ちなみにコメントを漁ってみたら「 これの怖いところって結局みんな洗脳されたのが怖いところなの? 」「 誰か解説お願いします。 」という怖いところが分からない方も居ました。

恐怖の対象は社会主義自体ではなく、多数が暗黙的に正義になってしまう風刺が作品の中で描かれていることと、コメントに「洗脳怖い」という感想が多く、民主主義を是として作中の社会主義に批判的な感想を言っていることです。
作中の"トシユキ君のような少数派"を黙殺する多数派がコメントに現れていて恐怖を感じました。

このような少数派が黙殺されるような世の中は出る杭は抜かれてしまい、間違いに気づいた少数の人間が正しい方向へ舵を切ろうとすると頭おかしい人だとか異端児などと呼ばれ社会から排除されてしまうのです。絶対的に正しいことなんて世の中にはありませんからこのような環境は非常に良くないのでは。

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