この間おじいちゃんに追突されました

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9月中旬に某国道にて赤信号で停止中、おじいちゃんが運転する普通乗用車に追突されました。被害はこんな感じです。

スペアタイヤハウジングが凹んでるのはご覧の通りですが、横から見ると、スペアタイヤハウジングが下から押され、リアゲートのステーが歪み、モンスタースポーツ製DIY塗装のリアバンパーにも傷が入っていました。

事故の経緯

場所は某国道。先行車1台、自分、後続車1台、3台で赤信号で停車しました。自分は後続車が停車したことを確認し、いつものようにブレーキを離してサイドを引いて止まっていました。
30秒ほどたった頃でしょうか、サイドミラーとバックミラーにゆっくりと迫ってくる後続車が見えました。
とっさにブレーキを点滅させましたが、運転手は下を向いていて気づく様子もありません。
前方1m先には先行車が居て前に逃げることは出来ませんし、車線は1本で横に逃げることも出来ません。
自分はクリーピングに気づいてくれることを祈るしかありませんでした。クラクションという手もありましたが、そのときは余裕が無く思い出せませんでした。

そんなこんなしているうちにガコッと音と軽い衝撃がきました。相手もやっと気づいたようで止まってくれました。とにかく証拠を残そうと相手の車のナンバーの画像と運転手の顔を撮りました。水掛け論争が一番面倒ですから少しでもリスクを減らすために。

路肩に移動

ぶつけた運転手が降りてきました。歳は70近いおじいちゃんで、路肩に移動するように提案してきました。
交通の邪魔にならないように信号を曲がったところの路肩に止めておいたところ、近所の人たちが騒ぎに気づいて、駐車場に置かせて頂きました。お茶まで頂いてしまって「お怪我はありませんか?」と気を使って頂いて本当にここは温かい地区なんだなとしみじみ思いました。

連絡先を交換

まず、お互いの免許証を名刺代わりに見せ合い、紙に住所と電話番号を書いて交換しました。
次に相手がクリーピングで突っ込んできたことを認めて謝ってくれて、相手が保険屋を呼んでくれました。
相手の保険屋はあなたの味方ではありませんとは言いますが、とりあえず怪我はありませんし、保険金をふんだくる腹も無いので、とりあえずこいつを直してくれればいいよ程度で事を片付けようと思っていました。15分ほどで保険屋さんが到着し、状況を説明して軽く車の状態を見せました。

保険屋さんにこちらの修理屋の連絡先を相手を教えました。相手の保険屋さんが連絡を取ってくれるそうで、ジムニーを修理屋に持っていけば請求は相手の保険屋さんに行きます。

修理屋に持っていく

不安が少々ありました。バンパーは社外品ですし、まだ車検が来ていないためグレーというかブラックボックスな改造が多々あるんです。持って行った修理屋が堅気だったので、グレーではピットに入れないとの事で、その修理屋さんが別の板金屋さんに外注で出すことになりました。

代車として気になっていたバレーノを貸してもらいました。なんとこの車1.2L/NAで3ナンバー。リアブレーキはドラム。しかし最小半径はなんと4.9mでジムニーと互角だが全長があるため内輪差が大きい。正直良さが分からない車でした。

社外バンパーも直してくれる

自分のジムニーについているバンパーはモンスタースポーツ製の無塗装のものを購入して、ホームセンターに売っているスプレーで塗装したものでした。これはさすがに直してくれないだろうと思っていましたが、板金屋さんから連絡があり、同じバンパーを取り寄せて塗装までしてくれるとのこと。現在のような黒がいいか聞かれましたが、せっかくなのでボディカラーで塗装してもらうように伝えました。普通に板金屋に塗装に出したら数万取られてしまいますからね。しかも限定色なので余計に高いんです。

9日後...

前日に修理完了の連絡があり、修理屋に行くとリアだけが新車のジムニーがそこにありました。バンパーもボディと同じ限定色のカーキで塗装されており純正感ハンパないです。これ実費でやったらいくらかかるんだろうか。


リアゲート・リアバンパー・自分が不意に落として傷を付けてしまっていたタイヤハウジングが新品になって、バンパーを塗装までしてもらって儲けもんです。事故は本当はあってはならないことですが、こういういいこともあることですし、おじいちゃんぶつけてくれてありがとう。

というものの、自分にももらい事故に遭ったことについて脅威を感じています。今回はコツンで済みましたが、もしかしたらガツンかガッシャーンになっていたかもしれません。自分が加害者になる可能性もありますし、本当に気をつけよう。

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