我が愛車のJB23ジムニーも納車から2年経たずして走行距離が2.4万キロを突破しました。といってもまだ2.4万キロですし、オイル交換もこまめにやっているのでフラッシングの効果が見られるほどエンジンは汚れていないかとは思いますが、一応ここで一回やっておきます。
用意するもの
フラッシングオイル
エンジンオイル
今回試そうと思っているオイルがこれ。カインズブランドのエンジンオイルです。なんと、SNの合成油で1480円(税込)という超特価。
そんな安いと品質とかどうなのって思うでしょう。製造元を調べてみると三和化成工業株式会社というちゃんとしたメーカーです。
ファッ!?カインズの激安ハイグレードエンジンオイル
オイルエレメント
オイル添加剤
今回はフラッシング作業に加えて、オイル添加剤なるものも入れてみようと思っています。
KURE(呉工業) オイルシステムデュアルフ2120 [HTRC3]
工具など
- 17ミリメガネレンチ
- オイルフィルタカップレンチ
- ポイパック
- ジョイかクレンジングオイルかブレーキクリーナーなど
- 新聞紙
作業開始
1.エンジンオイルを抜く
ポイパックを広げ、ドレンボルトを17mmメガネレンチで外してオイルを抜きます。カップレンチを使ってオイルエレメントを外し、エレメント内のオイルも出し切ります。
2.フラッシング
ドレンボルトと古いオイルエレメントを軽く締めて、フラッシングオイルを入れます。ジムニーのオイル容量はエレメント交換ありで3Lです。このフラッシングオイルは3Lなので1缶全部入れます。
そして30分間アイドリングをして汚れを落とします。エンジンを止めて30分間ほど冷ますとやけどしない程度の温度まで油温が下がります。(環境やオイルの種類などに左右されますので、火傷に注意してください)
アイドリング後に抜いたフラッシングオイルがこちら。緑茶のような色だったのが麦茶くらいになってます。
3.オイルエレメント交換
エンジンがやけどしない程度に冷めたのを確認して作業に取り掛かります。
新たにポイパックを広げ、ドレンボルトとオイルエレメントを外してフラッシングオイルを抜きます。オイルエレメントは破棄します。
フラッシングオイルが抜けたらドレンボルトを閉め、新しいエレメントを取り付けます。ドレンワッシャーは交換しましょう
エレメントの締め付けトルクはそれほどきつくしなくていいらしく、手で回し切ってからカップレンチで180ほど回転させました。
4.エンジンオイルを入れる
添加剤を入れるので最初に200ccほどポイパックに捨てておきます。じょうごやオイルジョッキなどを使ってエンジンにオイルを注ぎます。レベルゲージを見てゲージ内であればおkです。レベルゲージは結構アバウトなのでそんなに神経質にならなくても問題ありません。自分のジムニーでは2cmほどオーバーして入れていても問題ありませんでした。
5.添加剤を入れる
クレのオイルシステムデュアルフ2120を入れてみます。1液で金属にコーティングをして、2液でベアリング効果をもたらすとされています。
オイル3L以上に対して1本(200ml)、オイルが3L未満の場合は半分ずつ入れるとのことなので、ジムニーには半分の100mlだけ入れます。まずは1液を投入。10分間アイドリング後に2液を投入します。
インプレッション
エンジン軽い!もう出だしでエンジンの軽さが実感できました。振動と音も確かに少なくなっています。"気がします"ではありません!オイルが新しくなったおかげなのかクレのおかげなのかはたまたフラッシングの効果なのか全ての相乗効果なのか。。。これだけ手を尽くせばさすがに体感できるという事でしょう。
安心して上まで回せます。満足です。
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