ガソリンスタンドでは主に次の4つの油種が購入できます。
- ガソリン
- ハイオク
- 軽油
- 灯油
これらの違いについてざっくりとカンタンに書いていきたいと思います。
ガソリンとは
ふつーのガソリン
ガソリンスタンドで売られているガソリンはレギュラーガソリンなどと呼ばれ、オレンジ色に着色された揮発性が高く臭いが強い液体です。 揮発したガソリンは空気より重く、地上を伝わって広がっていきます。静電気程度でも引火する可能性が高く、一般人が一度に所持保管できる量も条例などで制限されています。携行の際にはジェリカンと呼ばれる金属製の携行缶に入れます。石油用のポリタンクは静電気を含む為、ガソリンを入れてはいけません。
ハイオクとは
自己発火しづらいガソリン
レギュラーガソリンよりもオクタン価が高いガソリンをハイオクと呼びます。オクタン価とは、自己発火のしづらさを示す数値です。
自己発火しづらいとエンジンの点火時期や圧縮率などをシビアに設定できるようになります。そのため、ハイスペックを要求されるスポーツカーや高級車などはハイオク指定の場合が多いわけです。ハイオクガソリンを製造するにはコストがかかるため、レギュラーガソリンと比べ、リッターあたり10円前後ほど高い価格設定になっています。また、エンジン洗浄剤などの添加剤が加えられている場合もあり、それもコストが上がる要因になっています。
軽油とは
ディーゼルエンジン用の燃料
軽自動車に入れる燃料ではありません。この間、身近な人が軽自動車に居れるやつだよって平気で言ってて我慢できず突っ込んでしまいました。ディーゼル車用ですよ。
軽油はガソリンより価格・税金が安く、熱効率が良く、自然発火もしずらい3拍子揃った燃料です。しかし、ディーゼルエンジンはレスポンスが悪く、エンジンが大掛かりになりがちで、音も大きいため、それを改善するためにはコストがかかるため色々と難しい所があります。
ディーゼルエンジンは燃費が良く、トルクもあり、寿命もガソリンエンジンの2倍以上あり、次買う車はディーゼルターボ車がいいなぁ。なんて脱線しましたが、軽油はディーゼル用の燃料です。
灯油
主にストーブ用
ディーゼルエンジンに入れても動きますが立派な脱税行為です。エンジンにもよろしくない。
農機具用の燃料として”灯油に入れる添加剤”なるものがアヤシイ店で売られていたりします。
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