設定によりますが、macは自動でドットアンダーバー(._)から始まるファイル名で、隠しファイルのバックアップを生成するようです。macとWindowsが共存する環境で開発をしていると、windows側からは.から始まるファイルが半透明で(隠しファイルを表示する設定なら)実ファイル数見えますので本当に目障りですし、NASでデータをやり取りする際に無駄な時間とネットワーク帯域を使ってしまいます。
基本的に「._」から始まるファイルは不要なので、コマンドプロンプトで一気に削除します。
テストとしてこのようなテストディレクトリを作成しました。面倒なので隠しファイル属性は付与していません。
>tree /f
フォルダー パスの一覧
C:.
│ ._foo
│
└─dir
│ ._hoge
│
└─dir2
._test
新しいテキスト ドキュメント.txt
削除するには以下のdelコマンドを実行します。
>attrib /S -H -R
>del /S /Q ._*
削除したファイル - C:\Users\DIC004\Desktop\testdir\._foo
削除したファイル - C:\Users\DIC004\Desktop\testdir\dir\._hoge
削除したファイル - C:\Users\DIC004\Desktop\testdir\dir\dir2\._test
無事に削除できました。次は本番ディレクトリで実行すればおk。
オプションの意味
attribコマンド
- /S カレントディレクトリ配下の全てのファイルを再帰的に処理する
- -H 隠しファイル属性を解除
- -R 読み取り専用属性を解除
delコマンド
- /S 指定されたファイルをすべてのサブディレクトリから削除します
- /Q ワイルドカードを使用して一括削除するときに、確認のメッセージを表示しません。(QUIET モード)
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