クラクションを使う機会は割とあるのではないでしょうか。例えば、道を譲られた時の「ありがとう」のクラクション、「じゃまだおら」、F***!のクラクションなど。しかし、軽自動車に搭載されているホーンは基本的にチープな音です。もしかしたら、音がチープが故に、せっかく道を譲っていただいたのに「ありがとう」がチープに聞こえてしまったり、「じゃまだおら」のクラクションが迫力不足で事故に繋がってしまう可能性も考えられるでしょう。
上記文章はネタですが、実際、クラクションを鳴らす際、ビーと安っぽい音で恥ずかしかったりします。そこで、JB23 10型にレクサスのホーンを取り付けてみました。なぜレクサスなのかと聞かれたら何となくです。
レクサスに採用されているホーンを入手
アマゾンで「レクサス ホーン」で検索するとレクサスに搭載されている旨が掛かれた商品がヒットします。それらは大体5000円前後でしょうか。割と安いですね。しかし、「丸子警報機」と検索すると2700円の商品がヒットするでしょう。実はこれら二つは同じ商品だったりします。(記事執筆時)
今回入手したものはこちらのホーン
MARUKO(丸子警報機) スーパーギガホーン BGD-2
JB23に社外ホーンを付ける際に、純正ケーブルに直で繋げている方も居ましたが、JB23はシングルホーンで、このホーンは低音高音のデュアルなのでホーンを並列に繋げてしまったらインピーダンスが半分になってしまい、色々と不具合が起こりそうな予感がしたので、新たに電源を取って配線するためにMITSUBAホーンハーネスも購入しました。
取り付け方法
※画像の真ん中の商品は今回使いません。というか使えませんでした。
1.グリルを外す
ボンネットを開け、3つのリベットをマイナスドライバで外します。
上部を手前に引きながら持ち上げればグリルが外れます
2.純正ホーンを外す
12mmの六角で止まっている純正ホーンを外します。
ホーンハーネスのヒューズをハーネスに差し込み、ヒューズをバッテリーのステーにひっかけて、コードをまとめておきます。
3.純正ホーンのコードとホーンハーネスを繋げる
純正ホーンのコードとホーンハーネスの青コードの被膜を剥き、付属の赤いクリップで繋げます。2本とも青ですが、ホーンにはプラスマイナス無いので繋げる端子どちらでも問題ありません。
青線と純正コードをクリップに挟み込んだら、防水防塵の為にテーピングします。
4.ホーンハーネスをホーンに繋げる
ホーンハーネスの黄色コードと付属の黒コードをホーンに繋げます。
黒コードはアース(-)なので、ウォッシャータンクを固定しているネジに挟み込みました。
5.ホーンハーネスの赤コードをバッテリーに繋げる
配線作業が一通り終わったら、短絡しているような箇所などが無いかよく確認してからバッテリーの+に繋げます。
6.ホーンを固定
レクサスホーンを純正位置に取り付けた状態ではグリルの内側のでっぱりがホーンに当たってつけられません。グリルの内側を5mmほど削る必要があります。
JB23はシングルホーンなのでもう一つのホーンはどこかにこじつけます。右ヘッドライトの10mmネジの所に取り付けました。
ホームセンターでちょっと長めのステンレス製10mmボルトナットを購入し、ヘッドライトのネジと交換します。ネジを貫通させ、裏側にホーンを取り付け、ナットで締めて固定しました。ボルトナットはホームセンターで適当に買ったもんですから、ピッチが微妙に合わなくて無理矢理ねじ込みました。
鳴らしてみる
交換前と交換後を鳴らして比較してみましょう。まずは純正ホーンから。
純正ホーン
ビーというTHE軽自動車なチープなサウンドですね。
レクサスホーン MARUKO BGD-2
音は高級車のそれです。豊かな倍音を含む500Hzと400Hzの和音です。
まとめ
今回は2700円のレクサスに搭載されているものと同じホーンを付けてみましたが、ホーン自体の値段はどこのメーカーもほとんど2500円~5000円と安価です。ホーンの取り付けも比較的簡単ですし、流用ならほとんど車検適合しているので安心です。ホーンの交換は車のドレスアップの第一歩にぴったりでしょう。
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