我が愛車ジムニーランドベンチャーはターボ車です。ガソリンエンジンにターボが付くと排気量が約1.8倍ほどになると言われています。
大げさに言えば排気が1.8倍なら吸気も1.8倍。つまりジムニーのK6Aエンジンも1188cc相当になります。
これだけのエアフローがあると軽自動車といっても馬鹿にはできません。
そのためエアフローを向上させるためにキノコ型エアクリを導入するメリットは大いにあるかと思われます。
また、エアクリーナーを変えることで吸気音が発生するようになり雰囲気レーシーな一味違う車になるでしょう。

エアクリーナーとは
エアクリーナーとは人間が使うマスク
のようなもので、空気中の粉塵がエンジンに吸い込まれるのを防ぎエンジンを保護する働きをします。
構造
エアクリーナーボックスの中にエアクリーナーフィルターという蛇腹のフィルターが入っており、これに空気を通すことで空気をろ過しているのです。箱型の理由
エアクリーナーフィルタが箱に入っている理由は、フィルタを水などから保護することともう一つ目的があります。
それは吸気音の消音です。一時的に空気を貯めるスペースを確保し、更にエアクリーナーボックスから伸びてるパッと見無意味そうな吸気口の管で空気抵抗を付けてほとんど消音しているのです。
エアクリーナーの場所
JB23Wのエアクリーナーボックスはボンネットを開けて右側にあります。エンジンから管が伸びて繋がっている箱がそれです。その箱の中にエアクリーナーフィルターが入っています。


キノコ型に換装
今回組み込んだものはこれ。厳密なキノコ型ではありませんけどもキノコの類です。1600円という激安なノーブランド品です。画像とレビューを見た感じ良い造りのようですし、1600円という破格だったというのもあり購入しました。購入時は使えなさそうだったら捨てればいいかなくらいの気持ちでした。実装してみるまでは。。。
有名メーカーの品ですと安くても8千円もするんです。しかし構造的には単純なので有名メーカーも無名の量産品でも品質には大差ないかと思われます。




この商品は直径76mmです。ジムニーの管は正確には図りませんでしたが一回り以上小さかったです。
失敗したかと思いましたが、エアクリーナーの根元が外れない程度にねじをめいいっぱい閉めたら、引っかかりがあるくらいに丁度いい口径まで縮まりました。しかし振動で外れそうなくらいの緩さなのでビニールテープで巻いて密閉固定しました。

純正エアクリーナーの蓋と中身を取り外し、その上にキノコをのっけてテープで仮止めしました。このキノコ結構大きいのでボンネットが閉まるか心配でしたが、問題ありませんでした。
走行した感じ
キノコを付けた後の音を撮ってみました。
平地で回転をあまり上げずに走ってるためそれほどの音量ではありませんが吸気音が聞こえると思います。
エンジンにぐっと負荷がかかるとキュー
と吸気音が聞こえ始め、ギアチェンジの際にアクセルを抜くとプシュ!
と鳴って気持ちいいです。ここまで聞こえるようになるとは想像していなかったのでにやけが止まりません。しかも明らかにアクセルも軽くなっています。
1600円でこれだけのチューンが出来るなんて本当にオススメです。施工は自己責任でお願いします。
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