2015年10月に納車した愛車JB23W ジムニーランドベンチャー 10型の紹介をします。

本体価格¥1,600,000でした
装備・スペック
詳細は以下から見られます。
>ジムニーシエラ ランドベンチャー 主要諸元 | スズキ
エンジン
JB23WはK6A DOHC 3気筒直列インタークーラーターボエンジンを搭載しています。生産は1994年と古い形式のエンジンではありますが、マイナーチェンジを重ねて今でも現役で使われている良いエンジンです。歴史が長いため流通パーツも多く修理費なども抑えられます。
生産期間:1994年 - (日本国内)
排気量:0.66リットル(658cc)
シリンダー数:3
内径×行程:68.0mm×60.4mm
圧縮比:8.4
出力・トルク
47kW(64PS)/6,500rpm 105Nm(10.8kg·m)/3,500rpm
ミッション
JB23W 10型 ジムニー ランドベンチャー MTのギア比は以下の通りです。
- 5.106
- 3.017
- 1.908
- 1.264
- 1.000
ファイナルは4.300、リバースは5.151です。なんともまあ大きなギア比であります。同じスズキでコンセプトの異なる最新車アルトワークスと比べるとギア比の大きさがよくわかります。
アルトワークスのギア比
R:3.272
- 3.545
- 2.105
- 1.521
- 1.148
- 0.897
final:4.705
ジムニーの2速はアルトワークスの1速に近いですね。ジムニーで2速発進をしているという方が結構居ますが、そうしたくなる気持ちは分かります。ジムニーはギア比を見ての通り高速域は弱く、時速70kmで3000回転以上は回ってしまいます。飛ばしたいわけではありませんが、贅沢を言わせてもらうともうちょっと上に余裕が欲しいですね。
この大きなギア比はジムニーの980kgと重い車体をカバーする為と、オフロード車としてのキャラクター立ての為だとは思いますが、ジムニーにはせっかく副変速機のLowがありLowに入れるとHighの約2倍の力が出る為、ギア比はそれほど大きくしなくてもいいと思うんです。
ちなみにJA11とか一部古いジムニーは軽FRスポーツカーであるカプチーノと全く同じミッションを搭載しているようです。
ジムニーJA11ミッション交換します。
一つのラインで製造してコストを抑える為なのでしょうけど、カプチーノのミッションはジムニーよりはスポーティなギア比です。その為、カプチーノのミッションを搭載したJA11は上に余裕がありながら副変速機でLowも強いという車なのです。しかもJB23と比べたらボディも軽量。うらやまけしからん。
実車に乗ったことはまだないので乗り心地のほどは分かりませんけども
2WD/4WD/4WD-L切り替えボタン
ジムニーは2WD,4WDに加え4WD-Lの切り替えができます。これはジムニーの目玉機能でしょう。

2WDの時はFRとして駆動していますので上り坂に強くステアリングの効きも比較的良いです。
時速100km未満の直進状態で4WDボタンを長押しすると前輪もドライブシャフトと繋がり4輪駆動するようになります。
4WD時は4つのタイヤがエンジンとドライブシャフトに直結するため安定してトラクションを掛けることができます。雪道やぬかるみなどの滑りやすい路面で効果を発揮します。
さらに停車した状態でニュートラにしてクラッチを切りながら4WD-Lボタンを長押しすると副変速機がLowに入り、2倍のトルクが得られます。その力は中型トラックをも牽引できるほどです。
関東大雪!ジムニーが牽引した車とは、samurai spirit「SUZUKI ...
副変速機のギア比
- 2WD/4WD(High) 1.320
- 4WD-L(Low) 2.643
何度か寝込んだことありますが、正直4WD-H(と携帯スコップ)で十分です。使い時が分かりませんがそれだけのポテンシャルを持っているということで満足感。
タイヤ
JB23Wの初期タイヤは175/80R16 91Qです。
- タイヤ幅 175mm
- 偏平率 80%
- 構造 ラジアル
- リム径 16インチ
- 1本あたりのロードインデックス(耐荷重) 615kg
- 最高速 160km/h
ランドベンチャー仕様のリムは黒光りのアルミで高級感があり目を引きます。
タイヤサイズ、表示の見方|タイヤの基礎知識 | ダンロップタイヤ 公式タイヤサイト【DUNLOP】
内装・装備
主な内装・装備を紹介します。
- シート
- 運転席と助手席はシートヒーター内蔵です。エンジンが温まるまでの時間を埋めるのに重宝します。
それに加え、このシートは耐水性と放熱性に優れた素材で座り心地が快適で入れも簡単です。
シートヒータースイッチ
- ガラス
- 70%UVカットで助手席の彼女も焼けません。後方のガラスはスモークになっているためプライバシーも確保できます。
後部ガラスとサイドミラーにはヒーターが内蔵されています。凍り付いた朝も安心です。
- ステアリング/シフトノブ
本革巻です。ステアリングガーニッシュはシャンパンゴールドで高級感があります。
ステアリングにオーディオスイッチがついてるんですが、運転中に曲を選択したり音量を変えたりミュートしたりラジオ局を変えたりと、これまた便利です。
- LEDイカリングフォグ
- フォグランプがオフの時かつライトON時は白色LEDのイカリングが点灯します。かっこいい。画像では青みがかっていますが肉眼では白色です。
- LEDウインカー
- サイドミラーにLEDのウインカーが付いており球切れの心配がなく発色も綺麗。
居住スペース
2シーターでは後部は広いですが、4人乗りの車としては非常に狭いです。かつてのジムニーは4ナンバーでしたし後部座席に乗せる人は貨物扱いだと思っていただければ。。。
ヘッドレストを外し、シートを倒せばフルフラット化も出来ます。運転席はそのままで後部座席と助手席を倒せば、足を延ばして寝られるほどの仮眠スペースができます。

一人でふらっと遠くに行きたいときとか重宝するでしょう。
維持費
燃費
自分の使用条件では燃費はリッター16kmです。1か月に9,000円ほどのガソリン代がかかります。
オイル・オイルエレメント代
オイル交換は5000kmおきでエレメントはまだ1回目ですが年1回は交換したいので、オイル7,500円+エレメント800円/年といったところでしょうか。
税金
エコカー減税なんて無縁な車なので、軽自動車税が7,200円/年、重量税が8,200円/年。
年間の維持費
任意保険料や車検代、修理代などは状況ややり方によって大きく増減するため計算に入れていませんが、わかる範囲で見積もっても年間131,700円~といったところでしょうか。
こうしてみると車を所有するのは結構金が掛かることなんですね。基本、オイル・タイヤ交換や簡単な修理などは自分で行って出来ない範囲は自動車整備士の友達に安くやってもらうことにして、車検はユーザ車検でコストを抑えるなど努力をしなきゃなりませんね。
- 関連記事
-
-
ジムニー(JB23)とパジェロミニの違い 2017/03/26
-
ジムニーの吸気系カスタム 激安キノコ型エアクリーナーを付けてみた 2016/12/16
-
愛車ジムニーランドベンチャーの紹介 スペックや燃費や維持費など 2016/12/14
-
ジムニーを16km/L以上で走らせるエコドライブのポイント 2016/12/06
-
ハロゲン,LED,HID 車のヘッドライトの種類とメリットデメリット 2016/12/03
-