フラれました。失恋しました。
価値観の違い
原因は価値観の違い。細かい違いがだんだん大きく見えてきたそうだ。誰が悪いというわけでもないけど人は皆わがままだ
以前から合わないとは言われていたけど、この間、突然通話で別れを告げられた。
とりあえず次の日の仕事終わりに会って話し合うわけだったけど・・・
次の日、彼女は仕事へ行こうとしたら涙が止まらなくなって休んだそうだ。
どうせ旅行の有休も無しになったし俺も休んで彼女と最後のデートをすることにした。
ほとんどの人が仕事をしているであろう時間帯。俺の家に来た彼女は号泣していた。自分で振ったくせになんだよその顔は
お互い1日かけて色々話し合って泣き合って、最後に俺が告白したあの場所で「ありがとうございました」と言って最後にまた泣いて。
最後のデートは終わった。
絶望から立ち直るまでの心のステップ
失恋に限らず、絶望的な状況に立った人間の心は以下のステップを踏むようだ。
1.否認 → 2.怒り → 3.諦めと受容 → 4.希望
なるほど、ランボーは常に2番目のステップにいるんだ。その次の段階に行ってしまったら物語が終わってしまう。
しかし通り越してその先のステップもアリではないかと思う。
今俺は「諦めと受容」あたりであと一歩で「希望」が見えるところにいると思う。
人の優しさが心にしみた
取り合えず失恋後の俺はいろんな人に相談した。
失恋のことになるとみんな親身になってくれて改めて人の優しさが心にしみた。
仕事をさぼってしまったので、社長にも事情を話したが責められるどころか慰められてしまった。
やはり失恋は誰もが経験するものであり、誰もが痛みを知っているんだろう。
駆け込み寺
迷った俺はとある寺を訪ねた。
失恋したことについての相談だと言って詳細を言おうとしたら、僧侶はそれを遮って「次行ったほうがいい」と一蹴された。
仏教では九品(くほん)というランク付けのようなものがるそうだ。
上品(じょうぼん)、中品(ちゅうぼん)、下品(げぼん)という3つの大きなくくりがあり、さらにその中にそれぞれ3つの区切りがあり、全部で9段階ある。
wikiによると
下品は”五逆罪・十悪を所作し、不善を行って地獄に堕すべき者。 ”
中品は”五戒、八戒など諸々の戒律を具足し尽くして悪業を所作しない者。 ”
上品は”至誠心、深心、廻向発願心の3種の心を発して往生する者。 ”
極端な話、九品を当てはめると人の価値には9段階あり、俺は下品にあたるという。
君は下品同士で引きずりあってるだけだと一喝された。
「引きずっていつまでも落ち込んでるのもいいけど時間は有限だよ。下品同士で未練タラタラやっていてもいいけど、俺だったら”上品”を目指すね。君は若いんだから自らを磨いて上を目指したほうがいい。」
上品な人と出会うためには自らを磨いて上品になるしかない。
「とにかく本を読み映画をたくさん観なさい。演劇だとか音楽だとか。とにかく寝ずにでも見るべき。考えが変わるから。見え方が変わるから。」
というアドバイスに心打たれた。
映画と読書漬け
俺はさっそくAmazonプライムに登録し、今まさに映画を片っ端から見ている。そして一日30分ほどの読書の時間を設けた。
これからはとにかく本を読んで語彙や話題を広げて人とのコミュニケーションも積極的に取るようにして自分の世界を広げていこうと思う。
学んだこと
今回の恋愛で学んだこと、学ばせていただいたことはたくさんある。
その中で大きいことは「行動をすると、それに対するレスポンスは必ずある」ということ。
当たり前のことだけど、のほほんと生きてるとこれは忘れがちだ。
行動することで次の行動ができるようになる。そしてその連続が人生になる。足踏みせずに前に進んでいこうと思う。
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