init 201

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Linuxで最初に実行されるのがinitであり、そのためPIDは必ず1になる。
init以外で実行されるプロセスは全てinitの子孫プロセスということになる。

initは/etc/inittabという設定ファイルによりさまざまな起動処理を行う。

/etc/inittabの書式
1:2345:respawn:/sbin/hogehoge

左から「:」区切りで
  • エントリを識別するためのIDを指定する
  • エントリが実行されるランレベルを設定する
  • 処理を行うタイミングを指定する(アクション指示子)
  • initが実行するプロセスを指定


/etc/inittabのアクション指示子


boot
そのプロセスの終了を待たずに次の処理を行う
bootwait
そのプロセスが終了するまで待つ
ctrlaltdel
CTRL+ALT+DELキー同時押しの動作
initdefault
デフォルトのランレベルを指定
once
一度だけ実行し、プロセスの終了を待たずに次の処理を行う
respawn
そのプロセスが終了したら再起動させる
sysinit
bootやbootwaitよりも先に実行させる
wait
プロセスが終了するまで次の処理を行わない
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