ストラトでリアのトーンを効かせる改造方法

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ストラトのリアピックアップはシングルコイルである事と相まって耳障りになることもあるくらい高音域を拾いやすいモノです。
しかし、それを味とする訳なのか、ストラトのリアピックアップにはトーン回路が繋がっていません。
「リアこそトーンを!」「リアにもトーンあったほうがよくね」
という方の為に、リアにもトーンを効かせる方法を解説しようと思います。

まずストラトの配線図はこうなっています。 サウンドハウスから引用


ストラトタイプでよく使われる5wayセレクターは端子は8個あり、端子は真ん中から左4個,右4個で独立した回路になっています。入口の部分である真ん中の2個の端子は半田付けで接続されています。(画像の赤線のたすきがけ部分)
また、端子が7個のタイプは、最初から真ん中の2個が繋がっている形になっています。


7Pの5wayスイッチの図(端子側から見た感じ)
R:P.U  C:P.U   F:P.U    入口   R:tone C:tone   F:tone
○   ○   ○    ○==○   ○   ○   ○

8Pの5wayスイッチの図
R:P.U  C:P.U   F:P.U  入口 | 入口  R:tone C:tone   F:tone
○   ○   ○   ○ | ○   ○   ○   ○


通常のトーン配線は次のようになっています。
R:P.U  C:P.U   F:P.U  入口 | 入口  R:tone C:tone   F:tone
●   ●   ●   ●=====●   ○   ●   ●

これを、こう

・センタートーンがリアトーンを兼ねる
リアトーンの端子とセンタートーンの端子を半田付けします。
R:P.U  C:P.U   F:P.U  入口 | 入口  R:tone C:tone   F:tone
●   ●   ●   ●=====●   ======●   ●




・フロントとリアのみにトーンを効かせる
センタートーン端子からリアトーン端子に接続し直します。
R:P.U  C:P.U   F:P.U  入口 | 入口  R:tone C:tone   F:tone
●   ●   ●   ●=====●   ●   ○   ●



ピックアップセレクターによっては、端子の順番や構造が違う場合がありますのでご参考までに
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