WindowsでSSHSOCKS

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Linuxではssh -D 1080 user@sshhostというコマンドでSSHSOCKSトンネルを掘り、
必要に応じてtsocksでSOCKS非対応アプリを対応させるが、
Windowsでもフリーソフトを駆使すればSSHSOCKSできる。

SSHSOCKS対応のクライアントにPuTTYというものがある。
PuTTYはSSH,Telnet,ポートフォワード機能,プロキシ対応...など多機能なのにも関わらず
putty.exeファイル一つだけで動作するため、USBメモリなどで持ち運び可能。bいいね

http://yebisuya.dip.jp/Software/PuTTY/

sshと同様-DオプションでSOCKSソースポートを指定してログインするとSSHSOCKSトンネルが掘られる
> putty.exe -D 9050 user@host:port


必ずしもアプリケーションがSOCKSに対応しているわけじゃないわな
そこで、非対応のアプリケーションを対応させてしまうツールとしてFreeCapというものがある。Win版のtsocksだね
このFreeCapもインストール不要でUSBメモリなどで持ち運び可能。bいいね

http://www.freecap.ru/eng/?p=download

FreeCapにアプリケーションを追加し、SOCKSポートを設定すればそのアプリケーションの通信はSOCKSを通るようになる。
次の画像はputtyでSSHSOCKSトンネルを9050ポートに掘り、FreeCapでcmd.exeを起動、telnetで10.0.0.1にアクセスしている様子。
netstatの出力から、あたかもSOCKSホスト(10.0.1.1)からtelnet接続しているように見えることがわかる。


ローカルだけに限らず、公衆ネットワーク越しでの使用も有用。
SSHポートを開放済みでドメインを持っているなら、次のように外からSOCKSを掘り、
> putty -D 9050 user@mydomain.dip.jp:port

FreeCapでcmd.exeを起動、telnetでローカルネットワーク上のtelnetサーバに接続
> telnet 10.0.1.1

SSHSOCKSホストまでの経路は暗号化されているため、外からセキュアにtelnetアクセスが可能になるというわけ。



Tor+FreeCapも可

https://www.torproject.org/download/download.html.en
TorもUSBメモリなどで持ち運び可能。

次の画像はtorの起動後、FreeCapでTor串をcmd.exeに刺し、
nc.exeでinfo.ddo.jp/remote_addr.phpからIPアドレスを取得した様子。



ウェブブラウザやら2chビューワだの、FreeCapを使えばSSHSOCKS串、Tor串を通すことが可能。

とりあえず三種の神器tor.exe、putty.exe、freecapはUSBメモリに入れて持ち歩いて損はないれす
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